架空口座が10000EURから11500EURへ増え、8700EURへ下がると以前のピーク比は2800/11500≒24.35%。これは過去の下落で、戦略の質、将来の損失上限、心理的な閾値を確立しません。まず何の資本系列を測るかを決めます。

drawdownとは何か

ドローダウンは以前のピークからの下落。残高、有効証拠金、外部資金移動を調整した投資指数は別の系列です。正のピークHと後の値Kなら(H−K)/H×100%。期間と観測頻度も明記します。

独立したUSD例で初期10000、二週間後11500が新高値、9800へ下がれば1700/11500≒14.8%、8700なら2800/11500≒24.3%。入出金なしで10000→20000→15000ならピークから25%下落ですが、初期比はまだ+50%。入金元本からだけ計算しません。

外部資金移動は別処理。架空unit模型で10000USDが100単位を単価100USDで取得。8000へ下落すると単価80。8000USDを入金すると100単位を追加し、口座16000、200単位、単価80のままです。そこから10%下がれば口座14400、単価72。

unit系列100→80→80→72のMDDは28%、生の口座10000→8000→16000→14400では20%。入金は投資の損失回復ではありません。移動時点の評価が要る単純模型で、GIPS準拠を主張しません。

最大値と最小値だけでは足りない

drawdownは先のピークから後の谷へ測ります。同じ値でも並べ替えると最大下落率が変わります。

横にスクロールすると図全体を確認できます。

同じ値でも最大下落率が違うA100,80,120,100はMDD20%。B100,120,80,100は33と3分の1%。ピークが谷より前でなければなりません。同じ値・異なる順序A:100 → 80 → 120 → 100801001201234MDD A:(100−80)/100=20%B:100 → 120 → 80 → 100801001201234MDD B:(120−80)/120 ≈33.33%

架空の口座価値指数、等間隔の四観測だけを使用。入出金、点の間の変動なしで、戦略実績ではありません。MT5公式Testing Reportは局所ピークから後の谷への相対下落率を説明します。

両系列とも始点・終点100、最小80・最大120。同じ極値でも120の時刻が異なるためMDDは違います。

Aは100→80で20%、後の120→100で約16.67%なので最大20%。Bは120が80に先行し40/120≒33.33%。全体最大・最小だけでAへ33.33%を付けると、起きていない下落を作ります。

最大drawdownを測る理由と限界

MDDは指定期間の最も深い観測下落。12か月の四episodeが8%、14%、23%、11%ならMDD23%で、平均ではありません。同じ年20%returnでも仮にMDD5%と35%の戦略は経路が異なります。

しかしMDDだけで破産確率、利益の出る方法、個人の耐性は分かりません。exposure、費用、下落の期間とデータの前提を合わせます。過去に出た最大値は未来の上限ではありません。

回復率が下落率と非対称な理由

入出金なしで同じピークへ戻す算術
下落残る資本から必要な成長
10%約11.1%
20%25%
30%約42.9%
50%100%
70%約233%
90%900%

下落を比率d、0≦d<1とすると必要成長はd/(1−d)。百分率には100を掛けます。80%下落なら400%。100%失うと残額0は有限のreturn率では旧ピークへ戻らず、新しい資本は別の資金移動です。

仮に費用後一定15%の年成長の複利を滑らかに補間すれば、2倍までln(2)/ln(1.15)≒4.96年。年末だけなら初めて2倍以上となるのは5年目。50%下落後の算術の説明で、達成可能なreturnや実際の回復時間の予想ではありません。

MT5ではHistoryのcontext menuでReport / Overview、またはView→Reportsを開き、期間と定義を確認。取引reportのMax.Drawdownはbalance/equityを使い、Strategy Testerはabsolute、金額最大、relativeを別に報告します。フィールドは交換可能ではありません。数字から一律の数量規則を導かず、系列と頻度を記録します。

しきい値の前に測定条件を確認

心理診断・普遍的許容率ではない比較の確認
項目確認
資本系列balance、equity、資金移動調整指数
頻度日中、日次、月次で谷が違う
資金移動入出金を運用returnから分離
期間と順序ピークが谷より先、対象履歴を明記
現在のexposure過去MDDは次の下落や約定値を制限しない

新しい円例:日末4.76%でも日中20%を経験する

同一口座、同一定義のequityを使う架空模型で、入出金・税・追加費用なし。最初の日末200000JPY、翌日末210000、次の日の14:00JSTに168000、同日末200000と記録します。二日末の間に既知の谷があります。

日末だけの系列200000→210000→200000ならMDD10000/210000≒4.76%。14:00の値も含めると210000→168000の下落42000/210000=20%が最大です。始点と最後がともに200000なので期間returnは0%でも、最大下落0%ではありません。

谷168000からピーク210000へ戻すには42000/168000=25%成長。日末200000はまだ10000不足、現在drawdown約4.76%、現在からの回復率5%。日中のMDD20%は既に起きた観測として消えません。頻度を揃えず4.76%と20%を比較して「別戦略より安全」とは判断できません。

この四観測も全tickの最低値を保証しません。実際に観測していない谷は推測せず、記録方法と未観測の限界を残します。

日末の下落と日中の最大下落は別架空の同一equity。JST日末200000→翌日末210000→次の日14:00に168000→同日末200000JPY。入出金・追加費用なし。仮定に基づく計算日末だけのMDD約4.76%14:00の谷も含むMDD20%始点から最後へのreturn0%日末の現在から旧peakへの回復5%
日末の下落と日中の最大下落は別. 架空の同一equity。JST日末200000→翌日末210000→次の日14:00に168000→同日末200000JPY。入出金・追加費用なし。

同じ系列・頻度・期間を揃えて比較します。四観測でも観測していない最深値を保証しません。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

日末だけのMDD
約4.76% – 210000→200000。
14:00の谷も含むMDD
20% – 210000→168000。観測した谷は後の回復で消えない。
始点から最後へのreturn
0% – 途中の20%下落とは異なる問い。
日末の現在から旧peakへの回復
5% – 10000/200000。谷からなら25%。

全員に共通の許容drawdown率はありません。負担可能な損失とreview・停止の条件を前もって検討し、現状と原因を確認。gapは予定の閾値を飛び越える場合があります。FX・CFDは大きな損失があり、ESMA2018年の74〜89%は当時の各国分析で現在の全業者の成績ではありません。現在の業者リスク説明と適用国・商品を確認します。

測定と計画を見直す五つの作業

  1. 日時、同じ資本定義とそれ以前の最高値を保存。週末だけなら日中の谷を逃し得ます。
  2. exposureと損失予算を見直す。1%を0.5%へ落とす例は選んだ数量模型で、10%下落への普遍的処方ではありません。一部相殺も費用・感応度・証拠金を変え、将来drawdown減少を保証しません。
  3. 規則どおりの取引、約定差と逸脱を日誌で分ける。分類だけで優位性や感情だけが原因とは証明しません。
  4. 変更のルール、データ、費用と執行を明記しsimulation。demoは手順の確認で、本番成績・最大損失を認定しません。
  5. review・停止条件を前もって記録。閾値は計画入力で損失の確定上限ではありません。black swan・gapと現在の建玉、実約定を別に確認。

今日の確認を記録へ残す

日本の口座でも過去MDDだけから商品規制、税区分や許容損失を決めません。系列・頻度・資金移動を照合し、各口座の契約と現在のリスクを確認。無根拠な「25%なら心理危機」「40%なら必ずdemo」「顧客95%が脱落」の診断を行わず、生活に必要な資金は別に計画します。

小さくなった資本から回復率を計算

約2分の計算練習。ピーク10000USD、現在8000USDなら下落20%、回復25%。現在だけ6000USDへ変更し、不足額と必要成長率を求めてください。

下落率と回復率を比較

結果と説明を確認

不足4000USD、下落40%、回復4000/6000≒66.67%。40%の利益なら6000×1.4=8400USDだけ。さらに負ける連続模型は回復経路と別です。

同じ資本定義の二つの金額だけを比較。全系列のMDDを探さず、外部資金移動は無視します。

実際の原データも再現する

ECB EUR/USD snapshotで2016〜2020と2021〜2025の変化・参照rateのdrawdownを比較できます。EUR/USD参照rateのrisk:標本期間による違いで原データと再現計算を確認。口座やstrategyの成績とは別です。