CFTCのCommitments of Traders(複数形)は通常金曜、祝日等の例外付きで公表されます。対象の米国先物、形式によりオプションの集計建玉で、全通貨参加者や各ファンドの実名を示すものではありません。

建玉・分類・二つの日付

週の売買出来高ではなく、報告水準以上の建玉を持つトレーダーが20以上いる対象市場のopen interestです。通常は火曜時点を金曜米東部15:30に公表します。日付付き予定と実公表を確認し、バックテストで利用できるのは建玉基準日ではなく公表後です。

比較中は形式と分類を揃えます。TFFはDealer/Intermediary、Asset Manager/Institutional、Leveraged Funds、Other Reportables。Legacyのcommercial/non-commercialと同一ではありません。CFTCは参加者を分類し個々の取引意図は特定しないため、Leveraged Fundsの先物もOTC露出のヘッジであり得ます。Nonreportableは各側の全建玉から報告対象を引いた残りで、識別済み個人投資家群ではありません。

Futures OnlyとFutures and Options Combinedも別。Combinedは取引所のdeltaでオプションを先物相当に換算します。生のオプション契約数を直接足したり、二つの形式の差をオプション数としたりしません。

COT Indexには窓の記録が必要

ポジション不変でも独自指数は変わり得ます。古い極値を追加すると基準範囲が変わります。

図全体は横スクロールで確認

横にスクロールすると図全体を確認できます。

COT Indexには窓の記録が必要架空の連続Net200、0、20、60、80。直近4観測は0–80で現在80の独自指数100、古い200も入れた5観測は0–200で指数40。現在Net80は不変。二つの指数軸はともに0–100です。同じ建玉、異なる窓Net:架空契約数・独自正規化古い値200・最近0、20、60、804観測:最小0、最大80計算:100 × (80 − 0) / (80 − 0)01005観測:最小0、最大200計算:100 × (80 − 0) / (200 − 0)040100どちらも現在Netは80のまま。

架空Net5観測200、0、20、60、80。直近4と全5の両方に現在値を含め、同じ分類・契約・Futures Only・保存版で比較。独自指数=100×(Net−最小)/(最大−最小)でCFTC公式指標ではありません。最大=最小なら未定義。百分位や確率でもありません。CFTCの対象・基準日説明を確認し、本図の観測は架空と区別します。

窓だけによる指数変化は建玉変化ではありません。

値と一緒に建玉日、公表日時、分類、契約、データ版と窓を残します。長い窓の40は資金流出や上昇確率40%の証明ではありません。

極値と前週差をそのまま売買意図にしない

極値は指定分類・指定窓での極値です。買いたい人全員や売りたい人全員を数えておらず、追加余力の枯渇も示しません。混雑という解釈は仮説で反転予測ではありません。

前週差は二つのスナップショットの差で、同じ会社が積増し/決済したと特定するものではありません。分類変更、報告対象の出入り、Long/Shortの相殺で合計は変化します。独自COT indexは選ぶ範囲の正規化で反転確率ではありません。金曜の値でも火曜の過去状態である点を価格チャートとの比較前に明記します。

対象・遅延・分類の限界

祝日等で通常間隔は変わり、固定3日や日本の固定時刻を使いません。実公表timestampと当時の版を保存します。これは全世界spot・forward・CFDの全数調査ではなく、取引所建玉がOTCの代表標本とも証明されません。spotと先物の仕組みを分け、残高open interestとフロー出来高を単位不一致のまま規模比較しません。

commercialという分類も全取引が純粋なヘッジで方向損益がない証明ではありません。分類資料を読み、参加者の分類と一つの取引の目的を分けます。極値は続く場合があり、反転の時点や発生を特定しません。

同じ金曜15:30 ETでも日本では利用時刻が違うCFTC2026予定にある2月6日と7月10日について、米東部15:30に予定どおり公表されたと仮定する独自時差演習。JSTはUTC+9。実際の公表履歴を検証した主張ではありません。仮定に基づく計算2026年2月6日15:30 ET2月7日05:30 JST2026年7月10日15:30 ET7月11日04:30 JST実データの判断公表timestampと版を保存
同じ金曜15:30 ETでも日本では利用時刻が違う. CFTC2026予定にある2月6日と7月10日について、米東部15:30に予定どおり公表されたと仮定する独自時差演習。JSTはUTC+9。実際の公表履歴を検証した主張ではありません。

日本の同じ時計時刻で一律にデータを結合すると季節によって未来情報を混ぜ得ます。火曜基準日への遡及結合と固定JST公表時刻の両方を避けます。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

2026年2月6日15:30 ET
2月7日05:30 JST – 冬時間UTC−5。土曜05:00の仮想判断では未公表。
2026年7月10日15:30 ET
7月11日04:30 JST – 夏時間UTC−4。土曜05:00の仮想判断では公表後。
実データの判断
公表timestampと版を保存 – 祝日遅延と訂正も別記。土曜に実取引できるという意味ではない。

保存してから系列を作る

公式CFTCから市場名・コード、形式、分類、建玉日、公表日時、保存版を取得します。TFFは金融先物の一形式で、万人に最も読みやすいという規則ではありません。「ファンド建玉」だけで分類名がなければ再現には不十分。分類変更も比較に影響します。

他のファンダメンタル情報と参加者の役割を区別して仮説を作ります。正しい集計でも各参加者の全ポートフォリオやリスク限度は分かりません。符合する複数観測を自動で独立した根拠と数えません。

Longが減ってもNetが増える例

同じTFF分類・市場・Futures Onlyを使う架空契約数です。週AはLong120,000、Short80,000、全市場open interest400,000。週BはLong110,000、Short60,000、open interest450,000。Netは40,000→50,000へ増えますがLongは10,000減り、Shortが20,000減っています。「ファンドが10,000買った」と読むのは誤りです。

独自補助値Net/open interestは10.00%→約11.11%で+1.11ポイント。上昇を予想する投資家割合ではありません。Bへspreading30,000を両側追加すると(110,000+30,000)−(60,000+30,000)=50,000で不変。spreadingは相殺建玉でBid/Askのスプレッドではなく、全市場open interestは片側を数えLong+Shortの合計ではありません。

次のLong105,000・Short70,000はNet+35,000でBより15,000減りますがまだNet Long。Net買い減少とNet売りは違います。現在を含む52観測窓を宣言し、Net+50,000、最小−50,000、最大+150,000なら独自指数100×(50,000−(−50,000))/(150,000−(−50,000))=50。レンジの中点で中央値・百分位・確率ではありません。最大=最小なら未定義です。

Combinedの別例で買いcall10,000契約は不変、割当deltaだけ+0.20→+0.60ならLong先物相当2,000→6,000、差4,000。追加購入なしでも相当量は増えます。実集計はdeltaと建玉が両方変わり得るので特定週の原因をこの例で断定しません。

CME円先物6Jは1 JPYあたりUSDで表示します。現物通貨ペアUSD/JPYは1 USDあたりJPYなので向きが逆です。円先物LongをUSD/JPY Longと読み替えません。限月が違うので先物価格はその時のspotの厳密な逆数とは限りません。

次回の四つの欄

  1. 市場コード・形式・分類とLong、Short、spreading、全市場open interestを保存。
  2. 建玉日と実公表timestamp、当時の版を分け、歴史判断時に利用可能な情報だけ使う。
  3. 両側とNet変化、各分母と窓を明示し、未定義は数値にしない。
  4. 仮説、反証、費用を別欄に記録。極値やその後のチャート割れも確定反転・結果の保証ではない。