この記事の内容
この記事を読むと…
- 表示桁数と元のRSI値の大小を分ける。
- 極値足と確認足を記録し先読みを避ける。
- 実際のAsk買い・Bid売りと手数料から純額を計算する。
記事内で用語を調べる
相対力指数(RSI) ダイバージェンス バックテスト デモ口座(仮想資金の練習口座) ストップロス テイクプロフィット(TP)RSIダイバージェンスは、定めた対応規則で価格の極値とRSIを比較します。価格が安値を切り下げ、対応RSIが上がれば通常の強気型、高値の反対の組み合わせは弱気型です。チャート上の極値の位置と、それを確定して知れる時点は別。二つの時計を分けてから仮想取引を計算します。 ダイバージェンスの定義を固定します。
小数一桁の表示では差の向きが見えない
二つの極値を比べるときは、規則に使う値を読みます。同じ表示でも元の数値は同じとは限りません。
横にスクロールすると図全体を確認できます。
架空の確定済み・正しく対応させた安値100と99、RSI33.04と33.03です。条件はLow₂ < Low₁かつRSI₂ > RSI₁。表示は小数一桁でも元の値を残します。ここではRSIの全履歴や特定画面の既定桁数を再現していません。MQL5のDoubleToString資料は数値の文字列化で小数桁を選べることを説明しており、表示ラベルと判定値を分ける根拠になります。
価格の条件は成立しても、RSIの差は−0.01なので二番目の条件は不成立。33.0同士という表示から高い谷を記録できません。同値を許せば別定義です。元データの精度と比較演算子も設定と保存します。微小差の有用性を示すのではなく、表示だけでは条件を確かめきれない例です。
RSIダイバージェンスで何を対応させるか
ここでは連続する二つの確定価格安値を選び、その同じ足のRSIを読みます。RSI自体の谷を独立に探す規則ではありません。別のRSI極値の確定を要求すれば別規則となり、その確認遅延も必要です。通常の弱気型は価格の高値切り上げと対応RSIの低下です。
RSIは指定した価格変化と平滑化から計算。本模型は終値Close・期間14で、注文フローの測定ではありません。入力、期間、初期化を記録し、乖離から反転日を断定しません。 RSIの読み方。
通常型とヒドゥン型を混ぜない
ヒドゥン強気型は価格の高い安値と低いRSI、弱気型は価格の低い高値と高いRSIという組み合わせです。別に定めたトレンド内で継続候補と解釈されますが、再開は保証しません。通常型とは対応・トレンド条件を分けます。
形の条件と実際の売買方向、先行トレンドの定義は別です。検証中に通常型とヒドゥン型を入れ替えると同じ手法の観測ではなくなります。 通常型とヒドゥン型。
乖離だけで入れない理由
架空のH1 Bid安値はt1 1.0730、t2 1.0728、t3 1.0720、t4 1.0725、t5 1.0728、t6 1.0718、t7 1.0708、t8 1.0698、t9 1.0690、t10 1.0695、t11 1.0700。前後二本ずつより低いのはt3とt9で、利用可能なのはt5とt11の後です。極値足RSIを26と33と仮定すると安値は30 pips低下、RSIは7ポイント上昇。RSIは与えた入力で、Lowだけから終値RSIを復元したものではありません。
安値だけではRSIは決まりません。別の一回更新例で直前の平滑上昇G=0.0003、下落L=0.0006、前終値1.0700、n=14とします。G′=(13G+max(ΔClose,0))/14、L′=(13L+max(−ΔClose,0))/14、RSI=100G′/(G′+L′)。同じLow1.0690・Open1.0700・High1.0705でも終値1.0698、1.0700、1.0702ならRSIは約32.7731、33.3333、34.4538。以前のRSI33との厳密な大小比較は最初が不成立、後二つが成立です。指定済み状態からの一回更新であり、過去の全足を復元していません。
確認と取引の全手順を定める
手順1:乖離確定後の有効期間を決める
t11の後に組が分かります。既知のt4〜t8の最大Highを1.0750と仮定し、確認水準として固定。t12〜t14の閉じたH1終値が初めて厳密に上回るのを待ち、なければ失効します。エントリー前のBidが一度でも1.0690以下なら、後で戻っても無効です。
手順2:市場構造の確認を待つ
t12のBid OHLCを1.0710 / 1.0755 / 1.0702 / 1.0752と仮定。安値は事前無効水準を割らず、終値は固定水準より2 pips上です。過去チャートにt9が描かれても、その足で行動できる規則ではありません。トレンドラインや包み足による確認は別仕様で、同等の結果になる証拠ではありません。
手順3:約定・損切り・目標を区別する
閉じたt12のデータ到着後、Bid1.0752 / Ask1.0754で買いがAsk1.0754に全量約定したと仮定。FX模型のSLはBid1.0685、TPはBid1.0820。残りはt18のデータ到着後に閉じますが、その価格は未指定です。一ポジション、追加・再エントリーなし。通常のストップは悪化約定し得ます。支持抵抗との関係と注文の区別も確認します。 ストップロス、テイクプロフィット、支持線と抵抗線。
ダマシと費用後結果を分ける
USD口座・10,000 EURなら0.0001の1 pipは1 USD。往復手数料2 USD、金利・換算費なしと仮定します。買値1.0754から目標Bid1.0820は66 pipsで純益64 USD、SLぴったり1.0685は−69 pipsで純損失−71 USD。代わりに1.0680で損切り約定すれば−76 USDです。目標対SLの純額比は64/71=約0.90。過去のLow1.0690から測る比ではなく、勝率は導けません。RSIとMACDの比較や追加条件も損失を自動排除しません。 テクニカル分析の基本。 RSIとMACDのダイバージェンス、SLとTPの使い分け。
練習で残すべき二つの時計
- 確定足を順に再生し、極値の時刻と後の確認時刻を両方記録。価格極値とRSIの対応規則を途中で変えません。
- 例のt3とt9を未来を見ずに選び、利用可能足をt5とt11と記録してから、別のエントリー規則を検証します。
- 買いAskだけ1.0756に変更しSL・TP・手数料を固定すると、目標純益62 USD、SL純損失−73 USD。形が同じでも実取引の計算は変わります。
- RSIの元の値と表示桁数を別々に残します。高いRSIという条件は数値で比較します。
- データ、極値確認、有効期間、エントリー、出口、スプレッド、手数料、数量を事前に定義。デモ標本は実装確認用で、特定回数をこなしても収益性や実資金の準備を認定できません。
独立USD/JPY例:確認足のRSIを読むと別の判定になる
以下は実相場でない架空のUSD/JPY H1 Bid安値です。t1から順に150.20、150.10、149.80、149.90、150.00、149.75、149.70、149.65、149.60、149.68、149.74。前後二本より厳密に低い価格極値はt3とt9です。t3のRSIを30.1、t9を32.2と与えると、価格は0.20 JPY(1 pip=0.01なら20 pips)低下、RSIは2.1ポイント上昇します。LowからRSIを計算したものではありません。
架空の足終了時刻を2026年10月20日のJSTとし、t1が08:00、t3が10:00、t5が12:00、t9が16:00、t11が18:00と置きます。t3を確認できるのは12:00足のデータ到着後、t9は18:00足のデータ到着後。二つの組を16:00に知っていたという記録は先読みです。JSTはUTC+9で国内夏時間はなく、この例に海外時刻換算はありません。
確認足t5のRSIを35、t11を31と別に仮定すると、その二つを誤って比べれば31−35=−4で高いRSIではありません。しかし本来の極値足の32.2−30.1=+2.1という条件は変わりません。「いつ分かったか」の足と「どの値を比較するか」の足を別列で保存することが、同じチャートで判定が食い違う原因の切り分けになります。時刻・値はすべて架空で、取引の推奨や勝率ではありません。
18:00足の到着前には組を確定できません。確定時刻を使っても、RSIの参照元は極値足のままです。 小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。
理解度を確認
練習の目安: 約2分.
答えと解説を見る
正解。差は−0.01。表示の丸めが差の向きを隠しても、元の大小は変わりません。
よくある質問
RSIダイバージェンスとは。
通常型とヒドゥン型の違いは。
なぜ単体で売買できませんか。
確認足のRSIを比べればよいですか。
出典と検証
- www.mql5.com
内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。
- www.metatrader5.com
内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。
- chartschool.stockcharts.com
内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。
- www.metatrader5.com
内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。
計算例には前提条件を明記しています。現在の市場データや提供会社の取引条件の代わりにはなりません。
