テクニカル分析

主要ローソク足:実体・ヒゲ・重複シグナルを数値で読む

陽線でも前日比マイナスになるSVG、包み足とインサイドバーの重複、ピンバーの数値定義を解説。円の反例では同じOHLCでも利確と損切りの順序が決まりません。

ローソク足の形を抽象的に表した編集用画像。実取引の価格記録ではありません。
名称より、比較する価格・条件・情報の時刻を先に確認します。

レバレッジを使うFXやCFDでは、短時間で大きな損失が生じることがあります。内容は学習用であり、個別の投資助言ではありません。

この記事の内容

この記事を読むと…

  • 実体の色と前の終値からの変化を区別する。
  • ヒゲ・実体・包含を数値化し観測の重複を数える。
  • OHLCだけで足内の決済順序を決められないと説明する。

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トレード日誌 トレーディングプラン 中央銀行 待機注文(指値・逆指値など) ポジションサイズ(建玉数量) ストップロス

ローソク足は一つのOHLCや複数足の価格関係を表します。効果の順位より、始値O・高値H・安値L・終値Cと数値定義から始めます。実体、ヒゲ、全値幅を区別し、同じ観測の複数名称を独立した確認として数えません。

陽線でも前の終値より下がることがある

実体はその足の始値から終値への変化です。前の終値と比べるには、もう一つの価格が必要です。

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実体の色と前の終値からの変化は別同じ陽線O100 H103 L99 C102。前の終値はA105、B98なので、終値同士の差は−3と+4です。陽線 ≠ 前の終値より上昇A:前の終値105C 102O 100C−前の終値:−3B:前の終値98C 102O 100C−前の終値:+4両実体:102−100=+2A:始値の差−5+実体2=−3B:始値の差+2+実体2=+4色はCとOの比較。前のCではない。

架空の任意価格目盛で、市場や売買結果は指定していません。両方O=100、H=103、L=99、C=102、C>Oを緑で表示。前の終値はA105、B98です。前の終値から始値までの差は算術上のギャップで、原因や頻度は仮定しません。CMEのチャート教材も実体は始値・終値、ヒゲは高値・安値から作ると説明します。

同じ実体+2でも前の終値との差は−3または+4。差は前の終値に対する始値で決まります。

記録ではC−OとC−前の終値を分けます。陽線は前者を表すだけなので、終値同士の変化を評価するときは後者を明記します。

ピンバー:長いヒゲを数値で定義する

ピンバーは小さい実体と片側の長いヒゲを表す非公式な名称です。例えば下ヒゲが実体の2倍以上、実体が全値幅の30%以下と先に定義し、上ヒゲの条件も別に指定します。選んだ測定規則であり、利益の証拠ではありません。色は自分の始値と終値を比べます。

通常のOHLCでは全値幅=H−L、実体=|C−O|、上ヒゲ=H−max(O,C)、下ヒゲ=min(O,C)−L。架空EUR/USDはO1.1000、H1.1010、L1.0960、C1.1005。1pip=0.0001なら全値幅50、実体5、上ヒゲ5、下ヒゲ40pips。実体は全値幅の10%、下ヒゲは実体の8倍です。形の記録であり、参加者や高値・安値の到達順序を特定しません。

サポート・レジスタンスやフィボナッチ・リトレースメントを使うなら、その定義と既知になった時刻を保存します。文脈があるだけで優位性は証明されず、条件を満たさなくても測定した足は存在します。

ピンバー:事前に指定する規則例
形下ヒゲ≥実体2倍、実体≤全値幅30%。もう一方のヒゲも指定。
水準の文脈結果を見る前に水準フィルターの定義を保存。
新規規則確定終値を使うなら最終価格を待つ。色と注文方向は別。
損切り注文条件と余裕幅を指定。水準は約定や最大損失の保証ではない。
目標決済基準と予定損益比を指定。正の期待値の証明ではない。
見送り形・文脈が不合格、または数量制約から注文できない場合。

包み足:実体と全値幅を区別する

包み足は逆色の前の実体を次の実体が覆う関係です。強気型では陰線の後の陽線が前の実体の上下を包み、弱気型は逆です。境界の同値を含めるかも決めます。

架空EUR/USDの第1足はO1.1020 H1.1040 L1.0980 C1.1000、第2足はO1.0995 H1.1030 L1.0990 C1.1025。第2実体1.0995–1.1025は第1実体1.1000–1.1020を含みますが、第2の高値・安値は第1の内側です。包み足とインサイドバーが同時に成立し得ます。同値の扱いと売買規則は別に定めます。

同時線:始値と終値の近さを測る

同時線は始値と終値が近い形で、許容差を記します。小さい実体をすべて同時線にせず、形だけで次の方向も決めません。次の確定足を待つ規則なら情報時刻は遅くなりますが、支配者や反転を保証する確認にはなりません。

  • レジスタンスや後続足の条件を使う売りの変種は、一つの検証可能な規則として定義します。
  • サポートや後続足を使う買いの変種は、売りと別に定義します。
  • 文脈条件を満たさなければ、その規則ではシグナルなしと記録します。OHLCそのものが無情報になったとは判断しません。

ハンマーと流れ星:先行トレンドも指定する

下落後に上部の小さい実体と長い下ヒゲがある形をハンマー、上昇後の似た形を首吊り線と呼びます。上昇後の長い上ヒゲは流れ星、下落後の似た形は逆ハンマーです。ヒゲだけを同じ反転仕掛けとせず、形と先行トレンドの規則を記します。

名称は形と文脈の慣行で、売買支配の測定値ではありません。同じOHLCでも足の中の経路は異なり得ます。確定終値を使うなら確定した足を識別し、未確定足なら値が変わり得る別規則として扱います。

インサイドバー:前の全値幅との包含関係

高値・安値が前の足の高値・安値の内側にある関係です。厳密な内側か同値を含めるかを定義します。この比較で狭い値幅を記録しますが、ブレイク時刻や完全な変動性を予測しません。実体を比べるはらみ足と異なり、先ほどの包み足と共存できます。

インサイドバー:形と注文規則を分ける
識別高値と安値の両方を前の足と比較。同値の扱いも指定。
上側の変種buy stopならトリガー、余裕幅、期限、約定仮定を指定。
下側の変種sell stopの対応条件を別に定義。
保護ストップ水準は条件で、約定価格の保証ではない。
決済値幅の倍数は模型パラメータで、到達の約束ではない。

ブレイク売買には名称のほか新規・決済・注文管理が必要です。上下に条件注文を置くなら、反対注文をいつ取消すかを明記します。失敗したブレイクや未約定も検証に残し、特定トレンドなら継続成功を保証するとは考えません。

赤三兵と黒三兵

赤三兵は下落後の強い陽線3本、連続して高い終値、通常は前の実体内の始値と高値近くの終値という慣行です。黒三兵は上昇後の逆向きで、終値が順に下がります。該当する先行トレンドでは反転候補の名称であり、形だけで次の値動きを保証しません。

3本の形だけでは注文時刻も、もう遅いかも決まりません。第3終値が利用可能になった時刻を記録し、その後の執行可能価格で注文を評価します。本数や連続終値から未来の方向や固定損切り幅は決まりません。

明けの明星と宵の明星:3本の条件を分解

明けの明星は慣行上、下落後の反転候補です。ここで選ぶ実体ギャップの定義では任意の3本でなく次の3条件を確認します。

  1. 第1足は大きい陰線で、それまでの下落方向です。
  2. 第2足は小さい実体で、第1実体の下にギャップがあります。ギャップと小さい実体の数値定義を記します。
  3. 第3足は陽線で、この慣行では第1実体の中点を超えて引けます。検出器の侵入率は異なり得るので実装を指定します。

宵の明星は上昇後の逆の形です。必要な実体ギャップを省くなら修正版と明示します。3本だから予測が信用できるとはいえません。TA-Lib v0.6.4の明けの明星は実体長の設定と侵入率を使い、既定侵入率0.3は中点0.5と同じではありません。コード自身は先行トレンドを判定せず、返された名称を完全な売買条件と同一視しません。

利用前に決める五つの規則

  1. 時間区間を指定。銘柄、配信、時間帯、価格種別を記録します。すべてのM5がノイズ、H4が信頼できるという証拠はここにはありません。パラメータ選択に使わなかったデータで規則を比較します。
  2. 文脈を固定。結果を見る前に水準と先行トレンドを保存します。フィルター不合格は規則上のシグナルなしであり、観測足の消失ではありません。
  3. 追加条件を分離。足、水準、RSIは同じ価格履歴に由来し得るので自動的な独立証拠ではありません。費用後に組合せが改善したかを比較し、賛成票を足すだけにしません。
  4. 情報の利用時刻を守る。最終終値を使う規則は足の終了時に利用可能です。未確定値は変わり、足内規則は別の手順になります。
  5. 損切り条件と実損失を区別。トリガー価格、余裕幅、注文条件、数量を指定します。通常のストップは別価格で約定し得ます。ヒゲの先端は損失限度の保証でなく、手数料・資金調達を含めBid/Askで計算しスプレッドを二重控除しません。

要点:実体の色はその足の終値と始値を比べ、前の終値と比べるものではありません。

注文前の五段階チェック

以下を先に記録し、条件不合格なら都合のよい根拠を後から探さず見送ります。

  1. 時間足と正確な区間を保存。別区間の比較は別のデータ集合として定義し、H4未満という理由だけで除きません。
  2. 全値幅・実体・両ヒゲ、閾値、同値扱いを記録。先ほどの例のCだけ1.1005から1.0980へ変えると実体20、上ヒゲ10、下ヒゲ20pips。下ヒゲ÷実体は1で、選んだ2倍条件を満たしません。
  3. 水準、移動平均、他のフィルターを結果評価前に固定。同じ価格履歴の再利用なら一致は独立票とは限りません。
  4. 観測窓を決める際は予定・同時発表を確認。ただし予定表は無効化確率を示さず、パターン名も発表時の約定を保証しません。
  5. 新規前にストップロスとポジション数量を計算します。無効化条件までの距離を数量計算の入力にし、数量を先に決めて都合よい距離へ直しません。

テクニカル分析の基礎で指標、チャート形状、複数時間足との関連を学べます。名称の追加と独立した根拠の追加は別です。

日本の契約・証拠金・税務も別に確認

日本の個人店頭FXについて金融庁は取引額の4%以上の証拠金、レバレッジ25倍以下を説明します。法人、取引所FX、別のCFDへ一律適用せず、契約法人と登録を確認します。ロスカットでも預託額以上の損失が生じ得て、足の形はこのリスクを消しません。

税務も足の名称とは無関係です。国税庁No.1521が示す対象の先物取引に係る雑所得等は所得税15%・地方税5%と復興特別所得税の対象で、対象外契約は一般の雑所得の扱いになります。損失の通算・繰越は該当範囲と申告要件を確認し、海外業者という表示だけで税区分を即断しません。

円の独立例:同じ形でも決済順序は決まらない

別の架空USD/JPYでO150、H151、L149、C150.5とします。1pip=0.01円なら全値幅200、実体50、上ヒゲ50、下ヒゲ100pips。下ヒゲ≥実体2倍、実体≤全値幅30%、上ヒゲ≤実体という選んだ形条件を満たします。実体25%という分類は未来の利益を示しません。

始値150円で1,000 USD買い、同時に損切り149.5、利確150.8を有効にし、連続経路・指定価格での約定・費用なしと仮定します。経路Aの150→151→149→150.5なら利確が先で+800円。経路Bの150→149→151→150.5なら損切りが先で−500円。決済後は反対注文を取り消す仮定です。

二つの架空経路は同じOHLCと形条件を共有します。OHLCだけからどちらだったかは復元できず、終値150.5で含み益になるという計算も既に決済した注文の結果ではありません。実検証では時系列のBid/Ask、注文有効時刻、約定条件が必要です。スリッページやギャップを除いた反例であり、実約定の保証ではありません。

同じUSD/JPYのOHLC、異なる架空の決済結果1,000 USDを150円で買い、利確150.8・損切り149.5。連続価格、正確な約定、費用なし、決済後反対注文取消しという別模型です。仮定に基づく計算経路A:高値が先150 → 151 → 149 → 150.5経路B:安値が先150 → 149 → 151 → 150.5両方のOHLCO150 H151 L149 C150.5
同じUSD/JPYのOHLC、異なる架空の決済結果. 1,000 USDを150円で買い、利確150.8・損切り149.5。連続価格、正確な約定、費用なし、決済後反対注文取消しという別模型です。

足の形だけではどちらが先だったか分かりません。価格側・順序・約定条件が必要です。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

経路A:高値が先
150→151→149→150.5 – 利確150.8が先。差0.8円×1,000=+800円。
経路B:安値が先
150→149→151→150.5 – 損切り149.5が先。差−0.5円×1,000=−500円。
両方のOHLC
O150 H151 L149 C150.5 – 全値幅200、実体50、下ヒゲ100pipsでも順序不明。

理解度を確認

練習の目安: 約2分.

前の終値105、新しい足のO100、C102。陽線が意味するのは?

答えと解説を見る

正解。102−100=+2、102−105=−3です。比較する基準価格が違います。

よくある質問

何種類覚えれば十分ですか。
数は慣行と定義で変わり利益順ではありません。実体と全値幅、ヒゲ、始終値の近さ、複数足の関係から理解します。6件と4件が3本重複する仮台帳なら観測は7本で、独立10シグナルではありません。
M5では使えませんか。
名称だけで規則の有効性は決まりません。配信・区間・価格種別・判定・注文・費用を固定し、選択に使わなかったデータで比較します。H4の普遍的境界やM5の失敗率はここでは示していません。
ピンバーの正確な条件は何ですか。
非公式な呼び名なので閾値を明記します。下ヒゲ40pips、実体5なら比8。下ヒゲ≥実体2倍、実体≤全値幅30%など選んだ条件の分類で、参加者や次の方向を特定しません。反対ヒゲと実体ゼロの扱いも指定します。
他の指標を重ねれば独立した確認ですか。
同じ履歴から計算したRSI、移動平均、足は独立とは限りません。規則を先に決め、フィルターを除いた比較も行い、費用と時刻を含めます。名称数で標本を水増ししません。
高値と安値が分かれば損切り順序も分かりますか。
OHLCは順序を保存しません。円の架空例は同じOHLCで利確先+800円と損切り先−500円の両経路を示します。詳細履歴と執行条件が必要で、ストップ価格も実損失を保証しません。

出典と検証

  1. www.cmegroup.com

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  2. raw.githubusercontent.com

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  3. chartschool.stockcharts.com

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  4. chartschool.stockcharts.com

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  5. www.fsa.go.jp

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  6. www.nta.go.jp

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計算例には前提条件を明記しています。現在の市場データや提供会社の取引条件の代わりにはなりません。

著者について

Jarosław Wasińskiはポーランドの編集者・市場アナリストです。2004年にMyBank.plを設立し、2007年から外国為替市場の分析に携わっています。