ローソク足は一期間のOpen・High・Low・Closeを示します。形の名前を付ける前に、実体、ヒゲ、全値幅を計算しましょう。距離は検算できますが、参加者の意図や次の方向には別の証拠が必要です。

スクリーンショットの足が似ているなら軸を確認

架空AはO101/H104/L100/C103、BはO105/H120/L100/C115。Aの幅4・実体2、Bは幅20・実体10で、両方の実体割合は50%です。

横にスクロールすると図全体を確認できます。

別々の軸と共通軸で比べるローソク足A範囲100〜104とB100〜120は別軸なら両方200px。共通100〜120軸ならA40px、B200pxで五倍。別々の軸:似た見た目A:幅4B:幅20104100120100両方の表示高:200 px共通の軸:100〜120120100A:4B:20価格幅の比=20/4=5
A範囲100〜104とB100〜120は別軸なら両方200px。共通100〜120軸ならA40px、B200pxで五倍。

別々の軸で全幅を200pxへ合わせると、Aは価格1単位50px、Bは10px。共通100〜120軸を一単位10pxにすればA40px、B200pxで五倍です。データと色を変えなくても見た目は変わります。同じ割合やピクセル高から同じ値動きとせず、OHLCと価格単位をコピーして比較します。図は任意価格の線形描画モデルで将来方向を示しません。

形を解釈する前に四価格を読む

Open/Closeは、その区間の構築に用いた最初・最後の記録価格、High/Lowは極値です。約定でなく提示を含む系列もあります。H1は一時間で、開始境界と時計も指定します。実体はOからC、上ヒゲはmax(O,C)からH、下ヒゲはLからmin(O,C)。C>Oは通常の陽線ですが次の上昇を証明しません。

連続足でも実取引でもない、独立した架空EUR/USD二足を使います。AはO1.1000/H1.1030/L1.0990/C1.1020。BはOとCだけを交換します。pipは0.0001 USD/EURです。

測定式A/B、pips
全値幅H−L40/40
実体長|C−O|20/20
上ヒゲH−max(O,C)10/10
下ヒゲmin(O,C)−L10/10
符号付き変化C−O+20/−20

両方10+20+10=40、実体割合20/40=50%。万能な「強い足」の基準ではありません。色がなくてもO/Cラベルで符号を確認できます。

別の架空EUR/USDはO1.0850/H1.0905/L1.0840/C1.0890。実体40pips、上ヒゲ15、下ヒゲ10、全幅65です。40+15+10=65を確認できますが、この四価格だけから売買参加者がどの順に価格を押したかは説明できません。

足し算の恒等式だけではデータを検証できない

L≤min(O,C)、max(O,C)≤Hを比率より先に確認します。意図的な取込エラーとしてO1.1000/H1.1010/L1.0990/C1.1020を使うと、CがHを超えます。実体20、下ヒゲ10、上ヒゲ−10pipsでも和20はH−Lの20と一致します。負のヒゲは形の変種でなく矛盾で、ゼロへ切り上げると失敗を隠します。

すばやく読むときも距離と比較基準を分ける

Aの40pip幅は、価格が実際に移動した合計距離でも、取れる利益でもありません。価格は往復し得て、発注、決済、側、数量、費用がまだありません。OHLCは高値と安値のどちらが先か、そこにいた時間も示しません。

Aの直前Closeを1.1040と別に与えるなら、前終値比−20pipsでも自身のOpen比+20pipsです。矛盾でなく異なる比較です。O=Cなら高安差があっても実体ゼロ。四価格がすべて100なら幅ゼロで、実体/幅は未定義です。市場全体で取引が一件もなかったことにはなりません。

別の練習ではO1.1000/H1.1030/L1.0990を保ち、Cだけ1.0995にします。実体5、上ヒゲ30、下ヒゲ5、幅40、符号−5pips、実体割合12.5%。将来方向はこの算術から出ません。

同時線・ハンマー・包み足は分類規則へ進んでから

名称を使う場合も、実体ゼロか許容比率か、ヒゲ長、複数足の対応、利用可能な文脈を明示します。二本だから必ず強い、上位足なら十倍、三形で実践の八割をカバーという数値は置きません。ローソク足パターンの比較で価格フィールドと条件をそろえてください。

同じ円OHLCでも、先に触れた価格は分からない

独立した架空の連続価格モデル、USD/JPY O150.00/H150.30/L149.80/C150.10円です。経路AをO→H→L→C、BをO→L→H→Cと置くと、四価格は同じです。Oで10,000 USDを買い、利確150.20・損切り149.90へ最初に達したところで一度だけ全量を閉じる仮規則を置きます。スプレッド、滑り、費用なし・指定価格で正確に約定する演習仮定です。

仮経路先に到達する水準仮の価格損益
O→H→L→C150.20、利確+2,000円
O→L→H→C149.90、損切り−1,000円

一回閉じたら後の極値では再度売買しません。差3,000円は同じOHLCの中の順序を仮定した違いで、どちらの実現確率も分かりません。実際のBid/Ask・注文方式・約定を省略したこの例を、取れる利益や損失上限にしないでください。両水準を通る足の評価には、必要な時刻別データか、明示した保守的な順序規則が必要です。

価格の出所・時計・表示設定を保存する

通常足のデータ表示から銘柄、配信、価格種類、足間隔と境界を読みます。形成中は現在Closeと極値が確定まで変わり、完成形を使う規則で将来の終値を先に使えません。MT5文書は店頭Bid系列と取引所Last系列を区別します。提示は市場全体の全約定履歴ではありません。

TradingViewは前のCloseとの比較で色を付ける設定もあります。色と自身のO/Cが合わないとき、設定を確認してください。通常OHLCバーも同じ四価格を、縦線High〜Low・左Open・右Closeで示せます。ただしHLCはOpenを省略し、終値線だけは期間内極値を残しません。表示変種を確認します。

読むときの落とし穴を事実の記述で防ぐ

まず「CはOより20pips上、全幅40、ヒゲ各10」と中立に記録します。価格要約、形の分類、検証した売買規則を別にします。一本の形から注文数、動機、強い時間足、だましの頻度は分かりません。文脈や指標を加えただけでも、利益は保証されません。

同じOHLC、異なる足内順序

同じOHLC、異なる足内順序架空USD/JPY150.00/150.30/149.80/150.10、10,000 USD、一回決済・費用なし。仮定に基づく計算高値側が先+2,000円安値側が先−1,000円OHLCだけでは順序は不明
同じOHLC、異なる足内順序. 架空USD/JPY150.00/150.30/149.80/150.10、10,000 USD、一回決済・費用なし。

同じ四価格を満たす別経路で結果が変わるため、時系列か明示した順序規則が必要です。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

高値側が先
+2,000円 – 仮TP150.20で閉じる。
安値側が先
−1,000円 – 仮SL149.90で閉じる。
OHLCだけでは
順序は不明 – 実現確率や利益見込みは出せない。

今日から行うこと

一足のOHLCを保存し、不等式、距離、比率を順に検算します。同じ軸で表示し、配信と時計、形成中か確定か、色設定を添えます。その後に明示した形の定義を比較し、売買仮説の費用後評価は別に進めてください。