テクニカル分析

三尊の検証:傾くネックライン・認識時刻・再接触期限

2+2支点と時刻別ネックライン、期限切れの再接触SVG、GBP/USDの幾何とEUR/USD約定費用を解説。円の追加反例で表示丸めによる誤判定を確認します。

三つの山と判定基準を抽象的に示す編集用画像。実際の取引事例ではありません。
形を見つけた時刻と、注文・約定の時刻を分けます。

レバレッジを使うFXやCFDでは、短時間で大きな損失が生じることがあります。内容は学習用であり、個別の投資助言ではありません。

この記事の内容

この記事を読むと…

  • 支点認識時刻と当該足のネックラインを計算する。
  • 再接触の最終許可足と取消しを区別する。
  • 元精度の判定・Bid/Ask約定・費用を保存する。

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トレーディングプラン トレード日誌 待機注文(指値・逆指値など) 流動性 ストップロス トレーリングストップ

三つの山を見つけても利益手法が成立するわけではありません。三尊を検証するため、認識できる時刻、傾くネックライン、ブレイクと再接触の違い、約定と費用を定義します。GBP/USDの形状と別のEUR/USD時刻模型は架空で、実取引や成績の報告ではありません。

三尊・逆三尊の構造

三尊は上昇後の反転候補を表す形で、両肩より高い中央の山と二つの谷を結ぶネックラインがあります。下抜けは形の完成条件で、後の経路や利益を確定しません。

最初の山、押し目、より高い山、再度の押し目、頭より低い第3の山という観測順序です。取引参加者、買い手の確信、次の反転を特定するものではありません。

逆三尊は下落後の三つの谷で中央が深く、二つの戻り高値を結ぶネックラインが上方反転候補の基準になります。両型とも識別、定義したブレイク、新規、ストップロス、投影水準を別に扱います。

LSH・HEAD・RSHと二つの支点

左肩LSH、頭HEAD、右肩RSHと二つの谷を区別し、先行トレンドとブレイクも記録します。名前を付けることと注文を定めることは別です。

三尊の構成と判定条件
先行トレンド記録した時間足・トレンド規則で上昇。
左肩LSH先行上昇後の最初の山。
左肩後の谷ネックライン第1支点。
頭HEAD左肩・右肩より高い中央の山。
頭後の谷ネックライン第2支点。
右肩RSH左肩に近い水準、頭より低い第3の山。
下抜け線の下で確定するという選んだシグナル条件。

最初の山だけでは完成しません。標本を探す前にトレンドと局所高安の検出法を保存します。架空EUR/USDでは高値の左右に厳密に低い高値を2本ずつ、安値の左右に高い安値を2本ずつ要し、同値は不合格。選んだ2+2規則で13本目の支点が分かるのは15本目確定後です。未掲載足は不等式を満たす仮定で、点列は完全OHLCやバックテストではありません。

肩の高さは同じでなくてもよいので数値許容差を指定し、頭は両肩より上に置きます。レンジ・三重天井と区別し、許容差・支点規則・時間足を変えたら別の検証版と記録します。改善した証拠とは限りません。

ネックラインを判定足の時刻で計算

左肩後と頭後の谷を結びます。支点(t₁,p₁),(t₂,p₂)ならN(t)=p₁+(p₂−p₁)×(t−t₁)/(t₂−t₁)。tは連続した足番号で、週末を含む暦時間ではありません。終値下抜けを使うなら余裕幅と右肩の認識時刻も指定します。

別の架空EUR/USD Bid模型で左肩H1.1080(t2)、右肩H1.1090(t13)、頭H1.1140(t7)。谷L1.1000(t4)とL1.1024(t10)の傾きは0.0004、1pip=0.0001なら1本当たり4pips。N(t)=1.1000+0.0004×(t−4)です。傾きは比較価格を変えますが信頼性の順位を決めません。

右肩が分かるt15後、選んだブレイク規則は前終値が未該当で、新終値がN(t)の2pips以上下。N15=1.1044、C15=1.1048は4pips上。N16=1.1048、C16=1.1042は6pips下なので合格。古い谷1.1024固定なら見逃します。別の対照で両Cが1.1045なら線が上がるだけで差+1→−3pips。C(t)<C(t−1)を追加すればその対照は不合格となり、別の規則です。

出来高フィルターを別に定義

取引所の約定数量か特定配信のティック数かを明記します。出来高の減少図だけで買い手の動機や迫る反転は証明できません。

例としてブレイク時が直前20確定足平均の2倍超という条件を選べますが、検証済み閾値ではありません。平均から当該足を除くか指定し、結果後に閾値を変えず同じ候補のフィルターなし版と比較します。

MT5のティック出来高は足の中で受信したティック数で、全為替市場の取引高ではありません。実出来高は配信が提供する約定数量でOTC銘柄ではない場合もあります。どちらも利益を自動確認せず、配信が変われば結果も違い得ます。

最初の再接触が期限後に来る場合

時間規則は採用する観測を変えます。後から線に触れても、それ以前の待機が有効だった証拠にはなりません。

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横にスクロールすると図全体を確認できます。

遅い再接触はシグナルを延長しない架空の最初の再接触は6本目。事前の許可窓は3・4・5本目です。再接触の待機には期限がある許可:t3–5期限後102106110再接触t2確定後に下抜けを認識。その後の3本:3・4・5。ネックライン108への初接触はt6。この版では注文なし。

任意単位の完全な架空模型で、水平線108をt2確定後に下抜けたとします。次の3本の接触を要し、H3–5は108未満、H6で初めて108です。線は選択点を結び完全OHLCではなく、後の約定や結果は示しません。TradingViewの戦略資料も注文生成と後の執行・模擬時系列を区別します。

許可は3–5本目。最初の接触6本目は期限後なので、この版では注文なしです。

「注文なし・再接触期限切れ」も完全な規則上の結果です。4本待つなら新しい例の評価前に別版を定め、一つの魅力的な図だけ期限を延ばしません。

新規規則:完成前・終値後・再接触

終値判断、次気配の約定、再接触注文は別の出来事です。TradingViewの既定戦略では終値で生成した注文は通常後続ティック、履歴では次足始値以降に約定します。設定で変わるソフト上の慣行で、実業者価格の保証ではありません。

  1. ネックライン下抜け前:未完成形を取引する版です。未来の足を要する肩の高値を過去で既知にせず、利用可能情報と未完成・失敗候補も保存します。
  2. 合格終値後:EUR/USD例ではt16確定後に認識し、後の執行用注文を作ります。C1.1042は自動で売却価格にならず、架空のBid約定を別記します。
  3. 期限内再接触:別版はt17–19の3本までHがN(t)±2pipsに戻り、CがNの2pips以上下を要します。t18はN1.1056、H1.1057、C1.1053で合格。期限後の接触では注文しません。

取消しも別に指定。別経路でt18のC1.1059はN18=1.1056より上なので待機取消し、既に売りなら次気配での決済を要求する例です。C1.1055は現在線の1pip下で取消しに該当しません。古いN16=1.1048と比べると誤って7pips上に見えます。Askの保護注文と終値退出は別です。

頭の高さを投影する時点を固定

頭の足で頭から線までの垂直距離を測り、ブレイク足の線から差し引き固定します。EUR/USD例はN7=1.1012、高さ1.1140−1.1012=0.0128=128pips、N16−高さ=1.0920。線の延長とともに目標を動かしません。下表のGBP/USDは別の水平線模型です。

別の架空GBP/USD日足模型:実際の事例ではありません
先行トレンド架空上昇で1.2800付近へ。
左肩LSH高値1.2750。
頭HEAD高値1.2820。
右肩RSH高値1.2760、頭より低い。
ネックライン谷二つ、水平1.2620。
頭の高さ1.2820−1.2620=200pips。
新規合格終値後、仮の実約定Bid売り1.2615。
ストップ仮Ask買戻し1.2790。右肩上30pips、新規から175pips。
投影目標基準1.2420。仮Ask決済なら費用前195pips。
予定損益比195/175≈1.1143対1。手数料・調達前の指定約定条件。

投影は幾何基準で約束ではありません。部分決済やトレーリングストップを検証しても効果は後の経路と費用次第。右肩上のストップは予定無効化で、スリッページやギャップで損失は増え得ます。

約定と費用:互いに別の代替結果

EUR/USD模型へ戻り、t17の実約定Bid1.1040でEUR10,000売り、USD口座、手数料計2 USD、調達・他費用なしとします。1pip=1 USD。以下は代替決済で一続きの売買ではありません。価格損益=10,000×(1.1040−買戻しAsk)。

Bidが投影1.0920でスプレッド2pipsならAsk1.0922、粗+118・純+116 USD。t18の取消しC1.1059後、t19Ask1.1062なら粗−22・純−24。Ask1.1095の指定ストップ約定なら粗−55・純−57、3pips悪い1.1098なら粗−58・純−60。スプレッドは価格に含み二重控除しません。別口座通貨の換算・調達を追加し、どれも最大損失ではありません。

要点:ネックラインは確認条件、頭との距離は幾何基準で、実現結果の保証ではありません。

検証設計の五つの点検

形、時刻、執行の整合を確認します。これに合格しても利益手法の証明にはなりません。

  • 未来の支点情報:2+2支点は後の2本目確定まで利用不可。確定終値規則を過去の足内新規で評価せず、認識と約定足を分けます。
  • 出来高の混同:業者ティック数と取引所約定量は別。フィールド、平均区間、欠損処理を明記しなければ再現できません。
  • ストップを損失限度とすること:価格側、発動、仮約定を記録。肩上と終値線越えは別規則で、形から一律pip余裕幅は導けません。
  • 結果後の文脈追加:上位トレンド、水準、他指標を使うなら事前に利用可能情報で定義。複数の価格派生条件が独立証拠や好結果を保証しません。
  • OHLCから足内順序を推定:同じ足に目標とストップがあれば到達順序不明の場合があります。詳細データか明記した保守仮定を使い、テスター推定経路を観測ティック履歴と呼びません。

候補ごとに認識時刻、線の支点、不合格条件、注文あり・なし、模擬約定と費用を保存。全検証版、標本、パラメータ変更も報告し、好例数件を成績推定にしません。

次の観測で実行する確認

  1. 固定標本を選ぶ。後の図を隠し、上昇が終了した場所だけでなく全足へ同じ定義を適用します。
  2. 基準を測って固定。頭時点の高さを認識したブレイク線から投影。未達投影・未約定も記録し、3好例で信頼性を推定しません。
  3. 予定と実現リスクを分離。新規、価格側のストップ、幾何基準、費用を記録。予定利益÷予定価格リスクだけでは利益や目標約定を保証しません。
  4. アラートを線の規則へ合わせる。N(t)が動けば固定価格通知は古くなり得ます。通知は確認を促すだけで、終値条件・待機期限・約定を証明しません。

関連記事で支点規則、形と確認、複数時間足の文脈を比較し、保証された優位とは考えません。 支持・抵抗線、ローソク足、複数時間足へ。

水準・上位足の文脈は事前に定義

上位足、水準、フィボナッチなどの合流を使うなら、シグナル時点で知り得る入力と計算法を固定し、同じ候補の条件なし版とも比較します。同じ価格から作る条件を増やしても、独立票や75–80%成功率へ自動変換できません。

円の独立例:表示丸めで下抜けを作らない

別の架空USD/JPY Bid模型で、tick幅0.001円、1pip=0.01円、既に肩の認識が済んでいると仮定します。線の支点(t1,150.001),(t3,150.005)ならt4のN=150.007円です。2pips以上下で確定という条件の境界は150.007−0.020=149.987円。終値149.990はその上なので不合格です。

線を画面用に150.01へ先に丸めると、誤った境界は149.99となり同じ終値を合格と判定します。判定は元精度で行い、表示丸めは最後にします。選んだ「以上」の条件ではC149.987なら境界一致で合格。銘柄のtick、pip、同値条件、内部値を台帳へ保存します。

完全OHLCや実パターンの検出ではなく数値比較の独立反例です。利益や日本の全契約のtickを示しません。登録法人と実商品仕様を確認し、個人店頭FX25倍以下を他のCFDへ転用しません。

架空USD/JPY:表示丸めで判定が反転tick0.001円、pip0.01円。t1とt3の線をt4へ延長し、2pips以上の下抜けを比較。仮定に基づく計算元精度の線N4=150.007先に2桁へ丸める誤りN4を150.01と表示境界一致の対照C149.987なら合格
架空USD/JPY:表示丸めで判定が反転. tick0.001円、pip0.01円。t1とt3の線をt4へ延長し、2pips以上の下抜けを比較。

内部精度で比較してから表示を丸めます。画面上の線と厳密な判定値を混ぜません。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

元精度の線
N4=150.007 – 境界149.987。C149.990は不合格。
先に2桁へ丸める誤り
N4を150.01と表示 – 境界149.99としてしまい、同じCを誤って合格にする。
境界一致の対照
C149.987なら合格 – 選んだ以上条件とtickを明記。利益を予測するものではない。

理解度を確認

練習の目安: 約2分.

t2確定後に下抜け認識。再接触はその後3本以内。初接触t6なら?

答えと解説を見る

正解。許可は3・4・5で、6は認識後4本目です。

よくある質問

二重天井とどう違いますか。
二重天井は近い二山と一つの谷、三尊は中央が高い三山と線を作る二谷です。形の差だけで利益比較はできず、認識、下抜け、執行、費用規則を同じ標本で評価します。
ネックラインはどう引きますか。
二谷の足番号と価格を結びN(t)を計算します。傾く線は判断する足で評価し、古い谷や以前のブレイク値を使いません。認識後は支点を固定し、傾きだけで信頼性や再接触頻度を決めません。
成功率はどのくらいですか。
事象、データ、成功条件を定義しなければ意味のある率は出ません。投影到達と費用後利益は別。株式標本の率を為替に移さず、失敗、注文なし、執行条件を含めます。数好例では推定できません。
逆三尊も同じ成績ですか。
逆形は中央が深い三谷と二高値の線ですが、上方投影の慣行と同成績の証拠は別です。新規、保護、出来高フィルターを別定義し、同データ・費用条件で比較します。
表示が149.99なら下抜け済みですか。
内部の線、余裕幅、tick、同値規則で判定します。円の例は元線150.007・2pips下149.987なので終値149.990は未合格。線を先に丸めた判定は別の結果を作ります。

出典と検証

  1. www.tradingview.com

    内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。

  2. www.metatrader5.com

    内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。

  3. chartschool.stockcharts.com

    内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。

  4. www.fsa.go.jp

    内容の参考資料。記事に記載した範囲と前提を確認してください。

計算例には前提条件を明記しています。現在の市場データや提供会社の取引条件の代わりにはなりません。

著者について

Jarosław Wasińskiはポーランドの編集者・市場アナリストです。2004年にMyBank.plを設立し、2007年から外国為替市場の分析に携わっています。