ダブルトップ・ボトムは反転の仮説を整理する形です。点の選び方、確定時刻、価格側と費用まで決めなければ戦略にはなりません。架空EUR/USDの投影と約定計算を比較し、別JPY例では遅れた入口で失われる距離を測ります。実測の成功率ではありません。

MとW、確認線の役割

上昇後の近い二高値と間の安値がM形のダブルトップ、下落後の二安値と間の高値がW形のダブルボトムです。間の転換点をネックライン(確認線)とします。今回の完成条件はその突破で、それまではトレンドの途中の二転換点かもしれません。誰が二度買い負けたか等の意図は形だけでは不明です。

頂点の許容差と無効化は別

頂点が同値でなくても、許容幅と分母を先に指定すれば分類できます。二つ目が低いほど優秀、高ければ必ず継続とはいえません。以下の例は差10 pip、高さ80 pipで12.5%。高さの3%という仮定条件は2.4 pipまでなので非該当です。採用するなら少なくとも12.5%を含む条件を明記し、境界を含むかも決めます。許容差、無効化、目標の高さ規則を混ぜません。

Ask到達だけでは売り指値の約定は不明

形のリテストと注文の条件を分け、正しい価格側を使います。

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Ask到達だけでは売り指値の約定は不明架空EUR/USDの三観測。Bid1.0814、1.0818、1.0815、Askは各0.0003上。売り指値1.0820は両価格が低い時に事前注文。t2のAsk1.0821は超えるがBid1.0818は2 pip不足。線は三観測を結ぶだけで全経路ではなく価格軸は線形です。リテスト:どの価格側で判定?架空EUR/USD・スプレッド3 pip1.08141.08181.0820t₁t₂t₃Ask 1.0821Sell Limit青:Bid、コーラル:AskBidは売り指値まで2 pip不足

独自の架空三観測、1 pip=0.0001。最高Bid1.0818は指値1.0820より2 pip下、最高Ask1.0821。全市場経路やパターン全体を復元しません。MT5公式の店頭Sell LimitはBidが指定値以上という条件です。取引所銘柄は別規則。条件への到達だけでも約定の証拠にはならず、注文状態とdeal等の記録が必要です。

Askは超えてもBidは売り条件に未到達。

確認と目標をどう定義するか

今回のトップはBid足終値がネックラインを下回る条件、ボトムは上回る鏡像条件です。ヒゲの通過とは別で、多くのだましを必ず除去するという意味ではありません。IG UKの教材は最高頂点から確認線までの高さを下へ投影する考え方を示します。あくまで幾何の参考で、目標到達やその価格での約定保証ではありません。

高値外側ストップ、リテスト入口は追加の検証条件です。戻らない例、失敗した戻り、未約定も保存します。過去に都合の良い価格があったからといって利用可能性と約定を後付けしません。

架空EUR/USDを順に計算する

上昇後に1.0900、間の安値1.0820、第二高値1.0890。1 pip=0.0001、高さは最高頂点から80 pipで、確認線から引いた目標は1.0740です。

別の時系列説明として、pivotは左右各二本より厳密に高い/低い足で同値は不可とします。周囲の値がこの条件を満たすと仮定すれば、足2の第一高値は足4、足5の確認線安値は足7、足8の第二高値は足10の確定後に認識。足10終値1.0830は確認線より上、足11終値1.0810は下です。必要な点と終値確認が揃うのは足11確定後で、足8に戻って売る理由にはできません。これは全足OHLCを提供したバックテストではありません。

その後の実際の約定を仮定し、USD口座で10,000 EURをBid1.0808で売り、同時Askは1.0810。足11の過去終値1.0810と売値は別です。Bid目標1.0740でスプレッド2 pipなら買戻しAsk1.0742、粗利益は66 USDで、Bid買戻しと誤認した68 USDではありません。MT5店頭の売りSL/TP条件はAskで、Bidが数値目標に達しただけでは同数値のAsk判定TPは確認できません。

架空の全量決済・往復手数料2 USD、相互に別の結果
仮定Ask決済価格損益純損益
Bid目標到達・2 pip差1.0742+66 USD+64 USD
予定ストップ価格で約定1.0905−97 USD−99 USD
2 pip不利なストップ約定1.0907−99 USD−101 USD

スプレッドは価格に含むので二重控除せず、金利・換算・他費用は省略。ストップ価格は独自仮定で普遍的無効化水準でも損失上限でもありません。純利益候補÷純損失候補=64÷99≈0.6465。1未満だけで戦略を否定せず、2以上だけで優位性ともいえません。確率、全分布、費用とドローダウンが必要です。

同じ頂点1.0900・1.0890、確認線1.0820の別高さ規則
基準高さ確認線からの目標
最高頂点1.090080 pip1.0740
平均頂点1.089575 pip1.0745
低い頂点1.089070 pip1.0750

平均・低い頂点は独自比較でIGの最高値基準とは別。頂点基準を10 pip変えると目標も10 pip動きます。後で届いた価格を見て選ばず、遅い入口で確認線からの投影を動かしません。

入口が遅れても確認線からの目標を動かさない別の架空USD/JPY売り。高値151.20と151.10、確認線150.80、最高値高さ0.40 JPY、投影Bid150.40。1 pip=0.01とする例。確認後Bid150.60で1,000 USD売り、決済時差0.02、往復費用100 JPY、金利なし。仮定に基づく計算元の投影150.40正しいAsk買戻し純利益80 JPY入口から同じ高さを再投影すると150.20へ変えてしまう
入口が遅れても確認線からの目標を動かさない. 別の架空USD/JPY売り。高値151.20と151.10、確認線150.80、最高値高さ0.40 JPY、投影Bid150.40。1 pip=0.01とする例。確認後Bid150.60で1,000 USD売り、決済時差0.02、往復費用100 JPY、金利なし。

40 pipの形の高さは、約定後の取り得る利益40 pipを意味しません。入口遅延・価格側・費用を別々に計算し、後から目標を都合よく変更しません。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

元の投影
150.40 – 150.80−(151.20−150.80)。確認線の幾何を保存。
正しいAsk買戻し
純利益80 JPY – Ask150.42なら(150.60−150.42)×1,000−100=80。
入口から同じ高さを再投影すると
150.20へ変えてしまう – 150.60−0.40。元の目標より0.20 JPY遠く、同じパターン投影ではない。

正直に報告できる成功率

このEUR/USD規則の検証済み勝率は示していません。株式形状の過去統計は母集団、形状定義、失敗指標、執行仮定を確認せずFXへ移せません。平日の継続アクセスでも各価格の存在は保証されず、週末・日中の気配ギャップがあります。

先行上昇/下落を使うなら定義の一部として固定。トレンドや出来高フィルターが改善するかは別検証です。店頭の出来高欄がティック数なのかを確認し市場全体の参加と同一視しません。トレンド追随と比較する際も規則と費用を揃えます。

ヘッドアンドショルダーズとの違い

ダブルトップは近い二高値、ヘッドアンドショルダーズは中央の頭が高い三主要高値。後者の確認線は間の二安値を結び傾く場合もあります。幾何だけで頻度・見つけやすさ・信頼性を比較できず、確認・ストップ・執行が同じになる必要もありません。

検証を崩す誤り

将来確認pivotを早期入口へ使う、結果を見てヒゲ/終値条件を変える、許容差に違反する、気配到達を約定と誤認することです。短時間足でも定義可能な形はあり、時間足だけで無意味にはなりません。投影、注文作動、約定を分け、純損益を報告します。

次に行う五工程

  1. 日付付き系列でpivot・先行トレンド・許容差を固定し各認識時刻を保存。
  2. 確認線とヒゲ/終値条件を時刻付きで記録し不採用・失敗も残す。
  3. 高さ基準を固定して確認線から投影し正しい価格側で純損益を計算。
  4. 許容値・分母・境界を記録。10÷80=12.5%は3%条件に不合格。
  5. 費用、戻りなし、未約定、不利約定を含め、変更しない規則を後の未使用データで評価。十数例のデモだけで実運用準備や収益性を認定しない。