IGというブランド、契約相手の法人、使える商品は同じ範囲ではありません。日本のIG証券、英国各社、IG Europeを分けて確認します。日本向けにはIG証券株式会社の案内があり、英国の英語サービスと同一の提供条件ではありません。

IGグループと、実際の口座の会社

IGは1974年に金を対象とするスプレッドベッティングから始まり、IG Group Holdings plcはロンドン証券取引所上場のグループです。英国サービスが示す住所は88 Wood Street, London EC2V7QR。上場による企業開示と、顧客資産の返還保証は別で、取引相手方リスクが消えるわけではありません。

グループにはFX、指数、株式、商品、ETFとデリバティブの異なるサービスがあります。株式CFD、現物株購入、取引所先物は別商品で、一つのカタログから他社口座にも全商品があると推定しません。

英国・欧州・日本の登録を混ぜない

英国の公式表示はCFDをIG Markets Ltd(FCA195355)、スプレッドベッティングをIG Index Ltd(114059)、現物株・Smart PortfoliosをIG Trading and Investments Ltd(944492)と区別します。単一の世界共通免許ではありません。実際に申し込むときは正確な法人・活動を当局の登録簿でも確認します。

欧州のIG Europe GmbHはBaFin・Deutsche Bundesbank監督、表示番号148759。ポーランド向け公式ページは同国居住者の新規口座開設を現在受け付けず、既存顧客は通常ログイン可能と案内しています。この居住国別の取扱いを日本向け会社の可否へそのまま転用しません。

日本のIG証券株式会社は国内のFX・CFD等を案内しています。金融庁の金融商品取引業者一覧の該当行でも、IG証券株式会社・関東財務局長(金商)第255号・法人番号9010401051715を確認できます。外国の同名会社のFCA番号と置換しないでください。

商品・口座分類・契約によって顧客資金管理と保護が異なります。英国の損失口座比率を日付・商品・主体なしで日本へ転載せず、外国サイトの残高保護も日本の全債務免除と読み替えません。個人の店頭FXにおける4%以上・最大25倍の枠も、他CFDや法人へ一律適用する数字ではありません。

条件付き保証料は、設定数だけ課金されるとは限らない

既存口座の架空3ポジションで、保証ストップの保証料を各6EUR、発動時だけ課金され条件不変と仮定します。二つは発動前に決済、一つだけ保証ストップが発動。照合するこの費目は0+0+6=6EURです。

横にスクロールすると図全体を確認できます。

条件付き保証料と実際の課金を分ける各6EURの条件付き保証料を持つ架空3ポジション。一つだけ保証ストップで決済され、この費目の合計は6EUR。モデル:条件と発生を区別独立した3ポジション条件付き保証料:各6EUR。二つはストップ前に決済この仮定では保証注文の発動なし。この費目:0+0EUR。一つは保証ストップで決済発動による保証料6EUR。この費目だけを照合0+0+6=6EUR。18EURではない。
6EURはIGの見積りでなく教材仮定。価格損益、スプレッド、調達費、換算と他費用を除いた一費目だけです。三取引の総費用は6EURとは限りません。

Ireland料金説明は保証ストップ発動時の課金を説明しています。日本のノースリッページ注文説明も、それによって決済されなければ保証料は課金されないと案内します。適用商品と受付条件を確認し、付加できる全注文や通常SLへ一般化しません。入口前は発動した損失シナリオに予定料を含め、履歴照合では実際の発動件数を数えます。

コストは同じ商品・量・保有期間で比較

元のIreland説明では、多くのCFDは幅、株式CFDは適用最低額を含む手数料という構成です。変動するスプレッドを固定最低値で全国・全口座の実費とせず、同じ銘柄、量、時間帯と往復数で比較します。「ECN」「マーケットメーカー」という名前だけで安さは決まりません。

現金CFDの持越し資金調達と先物ベースCFDの価格織込みは別です。口座通貨との換算、データ・チャートなどの追加サービス費も、実際の契約料金表に従って加えます。外国料金ページをそのまま日本の料金表にはしません。スプレッドと手数料で同じ前提の合計を比べます。

グループのプラットフォーム一覧と日本向け一覧

グループのサービスにはWeb、アプリ、MetaTrader4、ProRealTime、L2 Dealer等の案内があります。しかし提供主体・口座と市場で利用可否や料金が違います。MT4を知っていることと、日本のこの口座でMT4を使えることは別です。

日本向け取引システムの案内で確認できるWeb、アプリ、ProRealTimeを起点に、注文種類、データと対象市場を確認します。IG Primeのグループ向け一覧にも国内で扱わないサービスを含む注記があります。外国リストから日本のMT4・L2 Dealer対応を断定せず、速度や満足度も一覧だけでは証明しません。

特定の英国サービスには現物株・ETF、ISA・SIPPがありますが、日本のCFD口座が同じ機能を持つとは限りません。英国ISAの国外転居規則では既存ISA維持が可能でも、新規拠出は原則制限され、限定例外があります。居住国の課税扱いまで英国優遇と同じにはならず、日本のNISAとも別制度です。CFDは原資産所有と区別します。

向き不向きは、ブランドより条件で判定

架空のEUR/USD0.1標準ロットで1pip=1USD、幅1pip、課金日ごとの調達費0.60USDを仮定。持越し課金なしなら1USD、3課金日なら1+3×0.60=2.80USD、10日なら7USDです。IG実料金でなく、手数料、換算と値動きを除いた孤立費用です。

同じ仮定で持越しなし10往復なら幅10USD、一つを10課金日持てば7USD。頻度と保有期間で比較が変わるだけで、スキャルピングや長期保有というラベルから最安業者は決められません。日本の会社も含め、必要商品、言語、口座通貨、実行方式と報告書を実際の候補で比べます。

保証ストップでも、保証料を予算に入れる

保証ストップでも、保証料を予算に入れる架空USD/JPY10000USD、Ask150.00、予算2000JPY。保証料200JPY、他費用ゼロと仮定。仮定に基づく計算保証出口149.802000+200=2200JPY価格損失枠を先に確保2000 − 200=1800JPY計算上の候補149.820.18JPY=18pips
保証ストップでも、保証料を予算に入れる. 架空USD/JPY10000USD、Ask150.00、予算2000JPY。保証料200JPY、他費用ゼロと仮定。

指定価格の保証と、費用込み予算の保証を混同しない。仮定が実口座で成立しないなら再計算か見送り。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

保証出口149.80
2000+200=2200JPY – 価格損失だけで予算を使い切ると保証料分10%超過。
価格損失枠を先に確保
2000−200=1800JPY – 条件付き費用も発動シナリオに含める。
計算上の候補149.82
0.18JPY=18pips – 実際の最低距離・数量や受付条件は別途確認。

申込み・入金の前の確認

  1. 会社名、居住国の経路、登録と商品権限を照合。英国番号を日本の登録の代用にしない。
  2. 同じ商品と量で幅、手数料、課金日、換算とサービス料を合計。長期でも費用は無関係にならない。
  3. 口座通貨と入金・損益換算を確認。外貨と口座通貨が違うときの費用を見積もってから資金移動を判断。
  4. 業者選択チェックリストを使い、代替候補、損失計画と必要な機能を比較する。

追加演習:保証価格と、費用込み損失予算は別

架空USD/JPY10000USDをAsk150.00で買い、受付済みの保証ストップをBid149.80に置けると仮定。価格損失は10000×0.20=2000JPY。発動時保証料を教材上200JPYとし、他費用をゼロとすれば合計2200JPYです。損失予算2000JPYに対して200JPY、10%超過します。保証された出口価格が予算内の総損失まで保証するわけではありません。

同じ仮定で保証料200JPYを先に差し引くと価格損失枠1800JPY、10000USDで許す距離0.18JPY=18pips。Ask150.00からの候補Bid149.82になります。ただしその距離・量で保証注文が実際に許されることや、最低距離・最低量はこの算術では確認できません。受付条件と他費用を調べ、成立しなければ数量や見送りを再検討します。Ask入口とBid出口を使う価格差へ、同じスプレッドを二度足しません。

料金の時点も二段階で読みます。IG日本ヘルプの「ノースリッページ注文保証料の目安は?」には2026年9月18日の表示がある一方、計算例の注記は2024年8月現在です。掲載日の新しさだけから例の180JPYを現在の全注文の料金と推定せず、発注時に対象商品の保証料と条件を確認します。上の200JPYはその公表例を置換した実料金ではなく、独立の教材仮定です。