赤三兵(Three white soldiers)は、三本の陽線、上がる終値と、指定した始値・ヒゲの関係を測ります。三羽烏の方向上の対応物でも、ソフトウェアの厳密な鏡像とは限りません。認識条件と、売買方法の純結果を分けて評価します。

長い、近い、内側を数値で決める

TradingViewの説明は長い陽線実体、前の実体内の始値と高値近くの終値を挙げます。「長い」「近い」「内側」は試験で閾値と同値条件へ置き換えます。上がる終値と各足のOpen→Close方向は別で、全High/Lowの切上げを自動的に要求しません。価格だけから買い手の身元や意図も分かりません。

以下の独自模型は全てC>Oと、三本の前に分かる背景条件を要求します。色だけでアルゴリズムを定義せず、計画へ条件を固定します。

同じ大きさでなくても成立する明示模型

架空EUR/USD、1pip=0.0001。先行終値1.0860、1.0840、1.0820、1.0800と、以前の10実体を各12pip、固定平均12と指定。三陽線・終値上昇、二・三本目の始値が直前実体の厳密内側、各実体≧1.5×12=18pip、各上ヒゲ≦自身の全域の10%、後の実体≧直前実体の75%を要求します。最適化した設定ではなく独自の例です。

足O / HL / C実体pip全域pip上ヒゲ/全域
11.0800 / 1.08221.0796 / 1.082020262/26≒7.69%
21.0810 / 1.08361.0806 / 1.083424302/30≒6.67%
31.0824 / 1.08481.0820 / 1.084622282/28≒7.14%

全実体18超、ヒゲ比10%未満、1.0800<1.0810<1.0820、1.0810<1.0824<1.0834で始値は内側。二本目24≧20×75%=15、三本目22≧24×75%=18。三本目が小さくても成立します。

実体合計66pipとO1→C3の46pipは別です。後の二つのOpenは直前Closeより各10pip低いため、66−10−10=46。これは幾何で、66pipの取引利益ではありません。

三羽烏とは別の実装として比べる

三羽烏は陰線と、始値・終値・下ヒゲの条件を使う別の検出器です。反対方向という名称から、同じ数値フィルターや先行足条件、対称な純結果は認定できません。鏡映した三兵検出器と判定が違う場合もあり、実装と背景を別々に確認します。

75%を二回満たしても、最初の75%は残らない

横にスクロールすると図全体を確認できます。

連続75%条件でも三本目は最初の56.25%共通目盛95〜165。始値100・120・135、終値140・150・157.5。実体40・30・22.5。各隣接比75%でも三本目は最初の56.25%。各条件の分母:直前の実体403022.50.75 × 0.75 = 0.5625
共通目盛95〜165。始値100・120・135、終値140・150・157.5。実体40・30・22.5。各隣接比75%でも三本目は最初の56.25%。

別の完全な架空模型は(O,H,L,C)が(100,141,99,140)、(120,151,119,150)、(135,158.5,134,157.5)。実体40、30、22.5で、後は直前の75%ずつ。最初との比は22.5/40=56.25%です。固定過去平均12、最低18を全て超え、始値は前の実体内、終値は上昇。

「各実体は最初の75%以上」という別規則なら、三本目にも30が必要で不成立です。分母がどの足かを先に指定し、この75%を全てのプログラムの既定値としません。

TA-Libの許容幅はこの独自模型と違う

TA-Lib 0.6.4は終値上昇と短い上ヒゲを試し、後のOpenを前のClose+Nearまで許します。実体の縮小はFarで比べ、歴史的BodyShortとの直接比較は三本目だけ。先行下降トレンドは関数が試していません。

既定のShadowVeryShortは以前10本の全域平均の10%、Nearは以前5本の全域平均の20%、Farは60%、BodyShortは以前10本の実体平均。次のOpen・実体比較では、基準とする前の足の履歴窓を使います。独自模型の自身の全域10%や75%条件とは別です。

境界を比べる架空例:先行12本を各(95,103,93,97)、次を(100,104.1,99,104)、(O2,109.1,104.5,109)、(108,112.1,107.5,112)と指定。二本目のNearは0.2×10=2でC1+Near=106。O2=104.8と106は条件上+100、106.2は0です。三つとも最初の実体外ですが、許容幅で結果が違います。該当条件の独立再計算で、新たなライブラリのビルド実行や実相場の利益試験ではありません。

認識時刻と取引結果を分離

押し目が必ず来る、待てば有利な入口になる、としません。試すなら水準、期限と取消を定め、戻らない・約定しない候補も残します。支持・抵抗の定義も後の価格を見る前に固定します。

名前は一つの逆指値や目標を指定しません。数量、約定と費用を別に計画し、通常の逆指値はトリガーより悪く約定し得ます。RSIを追加しても、価格由来の観測二つが独立な根拠とは限らず、別版として評価します。

元EUR/USDのH3だけを1.0870へ変えると、実体22pipと終値上昇は同じでも、上ヒゲ24pip、全域50pip、比48%で独自10%条件に不適合。似た終値で他条件を代用しません。日足は時間集約で、その名前が投入資本や高信頼性を数量化するわけでもありません。最終OHLCでの認識は三本目の確定後で、後の注文はその時刻に使える情報と価格を使います。

追加例:三本の円価格が同じでも、過去の基準が違えば分類は変わる

固定過去平均を使う独自模型の感度を、架空USD/JPYで検算。1pip=0.01円と指定し、上のEUR/USD値を実換算したものではありません。三本の前に下降背景は確認済みとし、他の条件は変えません。

足OHLC実体pip
1150.000150.022149.996150.0202.0
2150.010150.036150.006150.0342.4
3150.024150.048150.020150.0462.2

履歴Aの十実体を各0.012円と指定すると平均0.012、1.5倍の最低0.018円=1.8pipで全て通ります。履歴Bは九本0.012円、一つだけ0.052円とし、平均(9×0.012+0.052)/10=0.016、最低0.024円=2.4pip。三本の価格を変えずに、一本目と三本目が最低未満となり不成立です。

二本目は0.024円ちょうどで、この独自模型の≧を満たします。始値、終値、ヒゲと隣接75%は両履歴で同じです。三本の切り抜きだけでは歴史的基準を再計算できない、という反例です。過去窓は最初の足の前で固定し、三本を混ぜた平均へ途中で変更しません。この履歴Bは別の指定入力で、実際に価格が改訂されたとの主張ではありません。

履歴の不足なら不明と記録し、足を繰り返して本数を埋めたり、利益が出る平均へ切り替えたりしません。TA-Libの全履歴規則とこの固定窓模型を同一視せず、銘柄・時刻・前処理・基準窓も一緒に保存します。

同じ円の三本でも、最低実体の基準が違う

同じ円の三本でも、最低実体の基準が違う固定過去平均の独自模型。三実体は0.020、0.024、0.022円。仮定に基づく計算履歴A平均0.012 → 最低0.018円履歴B平均0.016 → 最低0.024円変えていないもの三本のOHLC・他条件
同じ円の三本でも、最低実体の基準が違う. 固定過去平均の独自模型。三実体は0.020、0.024、0.022円。

同じ履歴窓を保存し、後から基準平均を切り替えて合格させません。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

履歴A
平均0.012 → 最低0.018円 – 十実体が全て0.012円。三本とも通る
履歴B
平均0.016 → 最低0.024円 – 九本0.012、一つ0.052。一本目・三本目が不足
変えていないもの
三本のOHLC・他条件 – 切り抜きだけでは過去基準を検算できない

検証前に残す仕様

  1. 検出器または独自仕様、実体・ヒゲの閾値、履歴窓と同値・背景規則。
  2. 各比率の分母となる足、実体合計と三本全体の純変化。
  3. 認識、送信と約定時刻を別欄にし、不成立、戻りなし、未約定と損失も保存。
  4. 触っていない区間で入口・出口・数量・費用を含む検証。一週間のデモや成功図だけで優位性を認定しない。