デモとライブは仕様、執行条件、費用が違い得ます。設定を移す前に実際の業者と商品を比べます。本稿は技術的比較を中心とし、原因を分けた後の判断についてはデモ後の意思決定も確認してください。

デモの設定値も単位を確認

自動売買の設定の数字だけを移しません。架空の二仕様では同じpoint数でも価格幅が違います。

図全体は横スクロールで確認

横にスクロールすると図全体を確認できます。

デモの設定値も単位を確認架空の1 point0.00001なら100 points=0.001=10 pips、0.0001なら100 points=0.01=100 pips。両方0.1 lotで1 pip=1 USDのモデル損失は10と100 USD。同じ入力「100 points」銘柄A1 point:0.00001100 pts = 0.0010010 pips損失:10 USD銘柄B1 point:0.0001100 pts = 0.0100100 pips損失:100 USD両方0.1 lot、1 pip=1 USDコピー前に仕様を確認。

架空EUR/USD仕様で両方1 pip=0.0001、1 lot=100,000 EUR、USD口座、0.1 lot。SLは指定どおり全量約定、追加費用とスリッページなし。現実のデモ/ライブの組にこの差があると主張する例ではありません。MT5仕様は桁数・契約単位・point基準項目を区別し、注文画面の距離にpoints表記があります。

仕様が違えば同じpoint数でも損切り距離は変わります。

SLの実価格、値動きの金額効果、数量を比較します。銘柄名と「100」という入力が同じでも同じリスクとは限りません。日誌に価格幅と金額の両方を書き、単位の誤りを発見します。

四つの機械的な違いを測る

デモとライブで実際に確認する項目
項目比較内容
スリッページ符号付きで要求・約定価格を比較。業者、銘柄、数量、期間を揃え、普遍的平均は仮定しない。
リクオート両環境の執行モードと業者設定に依存。デモという名称で排除されない。
執行処理の違いを調べ、ゼロ遅延・完全約定・無限の流動性を仮定しない。
スワップ仕様と実記帳を確認。方向・商品・ロール条件で受払が変わり、毎晩一律の支払ではない。

一般に追加0.5~2 pipといった差を仮定せず、実測を同条件で比較します。別の架空EUR/USD例で、各往復に追加1 pipが100回なら100 pips。毎回標準1ロットなら1,000 USD、0.01ロットなら10 USDです。業者・銘柄・数量・期間を揃えた差であることが必要です。

調べたい仮想資金、口座通貨、レバレッジ、建玉上限を設定します。開始残高を変更できないなら日誌に別の仮想資金限度を設けます。最低数量と刻みを確認し、豊富な初期仮想残高から数量を決めないでください。少額の予定損失でも最低建玉とSL距離に適合しないことがあります。

同じ0.05 lotがJPY予算に入らない仕様独立した架空USD/JPY例。仕様Aは1 lot=10,000 USD、Bは100,000 USD。両方最小0.01 lot・刻み0.01、SL価格幅0.50 JPY、固定追加費50 JPY、許容予定損失300 JPY。全量SL価格約定・他費用なし。日本の全業者共通仕様ではありません。仮定に基づく計算Aで0.05 lot500 USD/損失300 JPYBへ0.05 lotをコピー5,000 USD/損失2,550 JPYBの最低0.01 lot損失550 JPY
同じ0.05 lotがJPY予算に入らない仕様. 独立した架空USD/JPY例。仕様Aは1 lot=10,000 USD、Bは100,000 USD。両方最小0.01 lot・刻み0.01、SL価格幅0.50 JPY、固定追加費50 JPY、許容予定損失300 JPY。全量SL価格約定・他費用なし。日本の全業者共通仕様ではありません。

同じ数字の転記も、最低lotへの切上げもリスク合わせではありません。この条件のBでは予算を守る有効な正の数量がなく、見送りが計算結果です。実際の約定はSLを超えることもあり、この予定額は最大損失保証ではありません。

小さな画面では横にスクロールするか、図を拡大できます。数値と要点は下のテキストにも記載しています。

Aで0.05 lot
500 USD/損失300 JPY – 500×0.50+50で予算内。
Bへ0.05 lotをコピー
5,000 USD/損失2,550 JPY – 5,000×0.50+50。予算の8.5倍。
Bの最低0.01 lot
損失550 JPY – 1,000×0.50+50>300。許容量500 USD=0.005 lotは最小・刻みに合わない。

感情の仮説より先に行動を記録する

現実の損失で判断が変わることはありますが個人差があり、仮想損失も不快に感じる場合があります。以下は生じたら記録したい思考例で、全員についての観察結果ではありません。

  • 「戻るかもしれないので、もう少し待つ」
  • 「取り返すため建玉を増やす」
  • 「刈られそうなので今回はSLを置かない」
  • 「間違いを認められず損切りできない」

予定SL、数量、根拠と実際の操作を並べてから原因を調べます。SL移動や数量増加は観察可能な逸脱ですが、結果悪化には市場、執行、費用、標本のばらつきもあります。デモ利益やライブ数週間だけで原因を分離できません。

デモの結果が示すものと示さないもの

利益が出たシミュレーションから、ライブでも同じ結果になるとはいえません。執行・費用・数量・手順遵守を比べ、デモ成功者の何割がライブ成功者になるという変換率を仮定しません。ESMAの2018年個人CFD措置分析の74–89%損失口座も対象標本の過去の数字です。残り全てを利益口座とせず、損益ゼロを分ける必要があります。

要求・実約定価格、建玉量、記帳費用、手順を点検します。IG英国はそのデモでスリッページ、一部の価格/数量拒否、金利・配当調整、特定の証拠金強制決済等を省くと説明し、ThinkMarketsも差があり得る機能を挙げます。これらは各提供者の説明で、全デモの統一モデルでも日本法人への自動適用でもありません。

ライブの証拠金規則で途中決済された建玉は、デモのその後の回復に参加しない場合があります。最終損益から小さな平均費用を引くだけでは、この経路差を再現できません。

同じ定義の標本で勝率、平均実現利益・損失、費用、equityドローダウンを記録します。計画逸脱と計画どおりの比較可能取引を分け、環境と執行を調べます。30日後の勝率低下だけで心理を原因と特定せず、近い統計値も優位性や増資を認証しません。

移行の四つの工程

  1. 適合する建玉量を計算。資金、予定損失、SL距離、費用、最低数量を比較します。セント口座という名前だけで契約数量が100分の1とは限りません。最低建玉が予算超なら取引しない判断も有効です。
  2. 仕様と変更を記録。同じ戦略版でも本当に比較できる仕様か確認。30日でデモを検証済みとはせず、数量、レバレッジ、商品、執行の変更を別記。
  3. 日誌を続ける。予定と実取引、費用、逸脱、判断時の気持ちを保存。4週間で必ず単一の心理原因が見つかるとはしません。
  4. 十分な証拠から再評価。30日利益・横ばいだけで再現性や資金倍増を正当化しません。費用、損失、工程、標本限界をリスク計画と照合します。

必要資金の算術は一律の初回入金額とは別です。日本の個人店頭FX4%・25倍以下の範囲も、戦略の利益や予定損失を保証するものではありません。

うまくいかないときの調査

損失限度超過や繰り返す逸脱があれば新規取引を止め記録を調べます。五連敗だけで失敗とは診断せず、二週間の休止で規律や成績が回復すると約束しません。ルール変更は新しい版として、その条件をテストし、違う入口・出口を同じ標本に混ぜません。期間だけで信頼性は確立しません。

注意を向けられる時間が変わったら計画とリスク操作ができるか再評価します。縮小、追加シミュレーション、全面休止は選択肢で、生活上の出来事に全員同じ対応が必要とは限りません。シミュレーションは実資金をさらさず操作と変更を調べる助けですが、自動的な戦略修復や次の利益予測ではありません。

次の判断の前に

記録した問題と残る不確実性を理解してから判断します。デモを続けること、ライブを選ばないことも有効です。再開を日数や気分だけで決めず、必要な仕様・操作・費用・資金の確認を保存してください。